旅行委員会 バンコク視察旅行報告
Ⅰ.概要
実施日程:平成29年6月14日(水)~6月18日(日)
参加人数:18名
研修・視察:①ジェトロ・バンコク事務所でのブリーフィング
②バンコク・コールド・ストレージサービス(株)
見学とブリーフィング
観光:①アユタヤ、バンパイン宮殿・モンコン寺院・マハタート寺院・日本人町他
②バンコク、王宮・エメラルド寺院・涅槃寺他
Ⅱ.研修視察の内容
①ジェトロ・バンコク事務所でのブリーフィング
講師 長谷場・シニアインベストアドバイザー
鈴木 ・チーフオフィサー
昨年プミポン国王が崩御した時、タイの様子が日本でも大きく報じられたことで、タイという国が立憲君主制という政治体制をとっていることを知った方も多いと思います。
「タイの一般情報」ではそのような歴史に始まり、経済の構造や社会の構造、についてお話しいただきました。中でも日本との強い結びつきを示すデーターとして、アセアンから日本への観光客数1位はタイ、日本からアセアンへの観への輸出額1位もタイということで、シンガポールやベトナムの成長はあっても依然太いパイプでつながっている国であることが分りました。
また、一方で日本と同様少子高齢化が進んでおり、労働人口の減少で、ミャンマー他からの労働者の採用が増えており、人件費の上昇や競争の激化も加わり、タイのリスクとなっているとのことでした。
他にも経済情勢、投資状況、環境等、一時間を超えてお話し頂きました。
このブリーフィング資料は、原紙を松山経済研究会事務局にお渡ししていますので、ご入用の方はコピーを頂いて下さい。
②バンコク・コールド・ストレージサービス(株)見学とブリーフィング
講師 三好社長 (バンコク愛媛県人会会長)
バンコク・コールド・ストレージサービス(株)は、川崎汽船(株)の子会社で、バンコクにて冷凍・冷蔵倉庫を運営し、主に食品関係の貨物の保管・輸送を行っている会社です。
訪問してすぐ、倉庫を見学させていただきました。防寒のジャンバーを着込み、三好社長自らのご案内で低温・冷蔵・冷凍庫の中に入り、倉庫内作業の内容や保管物の説明をいただきながら見て回ることができました。
マイナス25゜の冷凍庫は経験したこともありませんので、しばらくするとメガネが割れるのではないかと心配になるほど値打ちがありました。
その後、会社の概要やタイのコールドチェーンの現状、省エネ対策等多岐に渡りお話しいただきました。主な取扱い商品としては、食品添加物・果実(桃・苺・メロン等)・医薬品・精肉(オーストラリアビーフ)・タイ国産日本米生鮮野菜(中国産にんにくや玉葱)ですが、付加価値を得るために検品・再梱包やラべリング・ピッキング等も行っているとのことでした。
タイ国内での冷凍・冷蔵食品の需要は確実に高まってきているが、地方ではまだ未整備の状態で、冷凍冷蔵の意識が低い。また輸送が効率的ではないなどの問題も多いとのことでした。物流について真面目に見聞きする機会もあまりない中で、良い勉強をさせて頂きました。
BCS(株)さんは、社長もパワフルで従業員の方たちも明るく、これから更に成長を続ける元気な会社だと思います。
観光①アユタヤへ バンコクからアユタヤへは豪華客船でクルーズの旅
アユタヤ (バンパイン宮殿・モンコン寺院・マハタート寺院・日本人町他)
観光②バンコク(王宮・エメラルド寺院・涅槃寺他)
○夜の観光・観劇(古典舞踊他)
○楽しい食事のシーンいろいろ
マンホ―・中華料理(広東料理)、ブルーエレファント・本格タイ料理コース
リバーーサイドテラス・インターナショナルバイキング、タイ式中華料理
コカ・タイムズスクウェア(タイスキ) 他