松山経済研究会4月度定例会 議事録
日時:平成30年4月19日(木)18:30~21:00
場所:国際ホテル松山 本館3F
出席者
合計47名
議事
(ア)開会挨拶
山崎会長挨拶
(イ)講演
「専門家の未来」 会長 山崎 正人 様
・ロボットは東大に入れるか– 2014/8/10 新井紀子 (著)
・人工知能AIに専門家の職が奪われていく
・国家資格の専門家にとどまらず、あらゆる専門家に該当すると思われる
・AI時代の働き方を考えるにあたり、読みやすい本のご紹介
→「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」2018/2/2 新井 紀子 著
・人間の職をすべてAIが奪ってしまうことはないが、多くを奪われる
・人間の仕事は人間にしかできない仕事になる(人間のアドバンテージ)
・人工知能の弱点:意味を理解することができない
・現代の子供たちは読解力が衰えている→読解力を高めることが大切
(ウ)活動報告
①旅行委員会:委員長 辻 英信 様
・ 海外研修旅行シドニーは、必要人数に満たないため、旅行先の変更を検討
・ 9月あたりにフィリピン(セブ島)を検討する
②レクレーション委員会:宇佐川 靖 様
・4/1 (日)午前11時~石手川公園河川敷にてお花見報告
・ 7月に中島BBQ予定
③会員委員会:委員長 八石 玉秀 様
・新入会員 盛重 信二 様(株式会社松山建装社)挨拶
④地方創生委員会:委員長 早田 洋一 様
・ 地方創生松山会議4月25日
・ 別紙資料参照
・会計:渡邉 秀治 様より、会食のグレードアップ、会場費についての説明
(エ)その他
①まつやま働き方改革シンポジウムのお知らせ
・別紙資料参照
②第3回愛媛WEBフォーラムのお知らせ
・別紙資料参照
(オ)講話
「認知症になってからでは遅い!認知症が及ぼす資産承継への影響とは?」
司法書士法人南海リーガル 西森 淳一 様
・78%AIにとって代わられる司法書士
・平均寿命と健康寿命の差が長くなっていくといわれている
・認知症になったら何が問題になるか?
【相続偏】
・遺言作成時に意思能力があったかどうか
・養子縁組ができない→相続税対策不可、遺留分対策不可
・相続人に意思無能力者がいる場合、成年後見人が必要
【生命保険編】
・認知症発症後、生命保険契約締結不可、受取人変更不可
【地主編】
・修繕・管理ができない
・収益物件の建築・建替えができない
・物件売却・買い替えができない
・親の土地に子のマイホーム建築ができない
【事業会社オーナー編】
・代表取締役が意思無能力者である場合、
・株主総会決議が必要だが、株式過半数保有している場合は解任できない
・株主が意思無能力者の場合、議決権行使ができないため何も決められない。
【信託】
・財産の管理権限と財産の価値や利益の貴族権限を分離できる仕組み
・財産の管理権限:意思決定する部分
・財産の価値や利益の帰属権限:実質的意味での所有権・利益をもらう部分
・委託者(父)-信託譲渡→受託者(長男)・受益者(父)
